合同会社鷲田鷲男商店

競馬予想とデータ収集とブログとnoteとたまにボートレース担当 鷲田好位置  一口馬主とつまみと酒と旅担当 鷲田鷲男

2023【レパードS・エルムS】レース回顧

今週はレパードSエルムSの振り返りです。

どちらもダート重賞でしたが、全く違う馬場状態でのレースとなりました。

 

8/6(レパードS(GⅢ)】

〈レースのPoint〉

・かなりの好メンバー揃う

・上位3頭で後続を突き離す

〈1着・△⑤ライオットガール〉

前走のマレーシアCは差す形でしたが、斤量増の今回は重賞でも先行力を見せました。

岩田望騎手「凄く乗りやすくて、先行できるスピードがあるのがいい」

〈2着・△⑥オメガギネス〉

こちらも驚きの先行力を披露。5ヶ月半の休み明けを考えれば負けて強しの好内容。

戸崎騎手「突っ張るところがあって、スッと反応できなかった。長い休み明けだったが、

     よく頑張っている」

〈3着・⑪ルクスフロンティア〉

スムーズにハナ切れたことは大きかったですが、1800の持ち時計を大幅に短縮すること

に成功。これなら重いダート1800でも好勝負に。

秋山真騎手「今日も最後は手前を替えていなかった。まだ緩くて良くなっている途中

      だが、使いながらパフォーマンスが上がってきている」

〈4着・◯⑬エクロジャイト〉

すんなりハナが切れないと脆いのか…。軽いダートの方がベターではありますが、

それにしても前から離されすぎです…。

北村友騎手「4コーナーを促しながらの追走で最後は反応できなかった」

〈5着・④マオノアラシ〉

得意ではない条件で5着を確保したことは今後に繋がります。

菱田騎手「いつもよりも良い位置で運べた。これからもっと良くなる」

〈10着・△⑭クールミラボー

こちらも道中は追走するのに精一杯。

「パサパサで走りにくそうだった」という松山騎手のコメントも謎。

〈12着・△②ソッコータルマカ〉

坂井騎手は「自己条件ならやれる」とコメントしていますが、内枠で揉まれる場面も

ありました。

〈13着・◎⑮ハッスルダンク〉

杉原騎手「前走もそうだったが、最後まで走り切れていない感じ。

     装鞍所でもテンションが高くて…」

〈14着・△⑨ミスティックロア〉

初の左回りが影響し、1コーナーでは外に逸走。

川田騎手「精神面の幼さが出て、競馬にならなかった」

〈15着・△⑩パクスオトマニカ〉

注目の初ダートでしたが、スタートで出遅れて全く流れに乗れず…。

 

8/6(エルムS(GⅢ)】

〈レースのPoint〉

・かなりの雨が降って不良発表

・時計平凡《1:42.8》

〈1着・△⑥セキフウ〉

やはり差す形で破壊力が増します。ペースが流れたことで展開利もありましたが、

上がり最速《35.5秒》は優秀な数字です。これまでかなり気難しい面を出していただけ

に、「揉まれ弱いところがあると思っていて、最後は外に出したいというのが大きな

テーマだった。非常に乗りやすい馬」という武豊騎手のコメントには驚きました。

〈2着・△④ワールドタキオン

昇級緒戦の重賞初挑戦でよく頑張っています。しかも、斎藤騎手が「一旦、抜け出して

ソラを使うところがあった」と話しているように、まだ本気で走っていません。

また、前が止まる流れを唯一先行して粘っているにも関わらず、3着以下に《0.4秒差》を

つけています。かなり強くなっています。

〈3着・◎⑧ロッシュローブ〉

これで道悪実績は(3.3.1.1)。

浜中騎手「脚抜きのいい馬場は得意」

〈4着・▲⑫ルコルセール〉

内容は悪くありませんが、もう少し前進できても良さそうです。

鮫島克騎手「力は重賞でもやれる」

〈5着・⑨シルトプレ〉

前半は全くついて行けませんでしたが、最後は凄い脚で追い込んできました。

石川倭騎手からは「砂を被らなくなってからは本来の走りができた。十分勝ち負けに

なる」と強いコメントが出ていますし、重いダートなら非常に楽しみです!!

〈7着・△⑬アシャカトブ〉

丹内騎手「外々を走らされてしまった。内枠が欲しかった」

〈9着・◯⑪タイセイサムソン〉

予想以上に楽に先手を取れましたが、ラストは全く抵抗できず…。

横山和騎手「時計、馬場はピッタリ。ただ、右回りと左回りでは差が激しい」

〈13着・△③ペプチドナイル〉

「不良馬場で出ていくのに苦労した。無理をしてでも強気に後悔のないよう乗るべき

だった」と富田騎手がコメントしている通り、かなり消極的で残念な騎乗でした…。