どちらもダート重賞でしたが、全く違う馬場状態でのレースとなりました。
8/6(日)【レパードS(GⅢ)】
〈レースのPoint〉
・かなりの好メンバー揃う
・上位3頭で後続を突き離す
〈1着・△⑤ライオットガール〉
前走のマレーシアCは差す形でしたが、斤量増の今回は重賞でも先行力を見せました。
岩田望騎手「凄く乗りやすくて、先行できるスピードがあるのがいい」
〈2着・△⑥オメガギネス〉
こちらも驚きの先行力を披露。5ヶ月半の休み明けを考えれば負けて強しの好内容。
戸崎騎手「突っ張るところがあって、スッと反応できなかった。長い休み明けだったが、
よく頑張っている」
〈3着・⑪ルクスフロンティア〉
スムーズにハナ切れたことは大きかったですが、1800の持ち時計を大幅に短縮すること
に成功。これなら重いダート1800でも好勝負に。
秋山真騎手「今日も最後は手前を替えていなかった。まだ緩くて良くなっている途中
だが、使いながらパフォーマンスが上がってきている」
〈4着・◯⑬エクロジャイト〉
すんなりハナが切れないと脆いのか…。軽いダートの方がベターではありますが、
それにしても前から離されすぎです…。
北村友騎手「4コーナーを促しながらの追走で最後は反応できなかった」
〈5着・④マオノアラシ〉
得意ではない条件で5着を確保したことは今後に繋がります。
菱田騎手「いつもよりも良い位置で運べた。これからもっと良くなる」
〈10着・△⑭クールミラボー〉
こちらも道中は追走するのに精一杯。
「パサパサで走りにくそうだった」という松山騎手のコメントも謎。
〈12着・△②ソッコータルマカ〉
坂井騎手は「自己条件ならやれる」とコメントしていますが、内枠で揉まれる場面も
ありました。
〈13着・◎⑮ハッスルダンク〉
杉原騎手「前走もそうだったが、最後まで走り切れていない感じ。
装鞍所でもテンションが高くて…」
〈14着・△⑨ミスティックロア〉
初の左回りが影響し、1コーナーでは外に逸走。
川田騎手「精神面の幼さが出て、競馬にならなかった」
〈15着・△⑩パクスオトマニカ〉
注目の初ダートでしたが、スタートで出遅れて全く流れに乗れず…。
8/6(日)【エルムS(GⅢ)】
〈レースのPoint〉
・かなりの雨が降って不良発表
・時計平凡《1:42.8》
〈1着・△⑥セキフウ〉
やはり差す形で破壊力が増します。ペースが流れたことで展開利もありましたが、
上がり最速《35.5秒》は優秀な数字です。これまでかなり気難しい面を出していただけ
に、「揉まれ弱いところがあると思っていて、最後は外に出したいというのが大きな
テーマだった。非常に乗りやすい馬」という武豊騎手のコメントには驚きました。
〈2着・△④ワールドタキオン〉
昇級緒戦の重賞初挑戦でよく頑張っています。しかも、斎藤騎手が「一旦、抜け出して
ソラを使うところがあった」と話しているように、まだ本気で走っていません。
また、前が止まる流れを唯一先行して粘っているにも関わらず、3着以下に《0.4秒差》を
つけています。かなり強くなっています。
〈3着・◎⑧ロッシュローブ〉
これで道悪実績は(3.3.1.1)。
浜中騎手「脚抜きのいい馬場は得意」
〈4着・▲⑫ルコルセール〉
内容は悪くありませんが、もう少し前進できても良さそうです。
鮫島克騎手「力は重賞でもやれる」
〈5着・⑨シルトプレ〉
前半は全くついて行けませんでしたが、最後は凄い脚で追い込んできました。
石川倭騎手からは「砂を被らなくなってからは本来の走りができた。十分勝ち負けに
なる」と強いコメントが出ていますし、重いダートなら非常に楽しみです!!
〈7着・△⑬アシャカトブ〉
丹内騎手「外々を走らされてしまった。内枠が欲しかった」
〈9着・◯⑪タイセイサムソン〉
予想以上に楽に先手を取れましたが、ラストは全く抵抗できず…。
横山和騎手「時計、馬場はピッタリ。ただ、右回りと左回りでは差が激しい」
〈13着・△③ペプチドナイル〉
「不良馬場で出ていくのに苦労した。無理をしてでも強気に後悔のないよう乗るべき
だった」と富田騎手がコメントしている通り、かなり消極的で残念な騎乗でした…。