【新潟芝の馬場傾向】〜Aコース5週目(良→軽い芝)〜
土曜新潟10Rの長岡S(芝1600)が《1:32.3》という好時計。上がり33秒台の瞬発力を
要求されるレースとなりました。馬場の最内を通った馬が勝利したように、まだまだ良好
なコンディションを保っています。ただ、徐々に差しが届くようになってきました。
【レースのPoint】
・キャリアの浅い2歳馬による決め手比べ
・内枠の馬に注目
◎②ヴァンヴィーヴ(軽い芝でも)
◯⑫アスコリピチェーノ
▲⑪クリーンエア
△⑨、⑩、③、④、⑤
〈ヴァンヴィーヴ〉
前走の福島芝1800で未勝利を突破。後続に5馬身差をつけた内容は力の違いを見せつける
ものでした。ただ、メンバーレベルに恵まれた面はありましたし、重い芝へのコース
替わりがプラスに働いたと決めつけるのは早計です。
東京芝1400の新馬戦では、スタートの出遅れが響いて後方からの競馬になってしまい
ましたが、上がり最速の《33.8秒》という瞬発力を示しています。
初のマイル戦となりますが、スタミナ面は優位に立っていますし、牧浦師は「使いつつ
緩さが解消されて、上積みはありそう」とコメントしています。
アスコリピチェーノは、東京芝1400でデビュー勝ち。完全に先行有利の流れでしたが、
4コーナー11番手から《33.3秒》という強烈な切れ味をしました。
今回は1600への距離延長がポイントとなりますが、前走後にルメール騎手は「マイル
までは大丈夫」と話していましたし、新潟外回りはドンピシャの条件です。
クリーンエアは、メンバー中唯一の同舞台経験馬。これは大きな強みとなります。
人気はあまりありませんでしたが、上がり最速の《33.8秒》を使って差し切った内容を
フロック視するのは危険です。
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