【東京芝の馬場傾向】〜Aコース3週目(良→軽い芝)〜
先週日曜は《35.5mm》の雨量を計測。終日重馬場でレースが行われましたが、11RのオクトーバーS(二千)で《1:58.0》という道悪の影響を全く感じさせない好時計がマークされました。これには驚きましたが、水捌けの良さと良好なコンディションを保っていることが分かります。また、先行馬の粘りも差し馬の台頭もともに見られました。
【レースのPoint】
・土曜は良馬場に回復
・時計勝負、早い上がりに対応できる馬
・内枠に注意
・マイルCSの前哨戦
穴推奨:⑤ジャスティンスカイ
⑦イルーシヴパンサー
②マテンロウオリオン
アタマ狙い:③エターナルタイム(時計短縮できれば)
⑥ナミュール(ゲート決めれば)
〈エターナルタイム〉
前走の多摩川Sで3勝Cを突破。初の1400mでしたが、勝ち時計《1:19.7》・上がり《33.3秒》ともに文句ありませんでした。ただ、Sペースでの勝利なので、1400mと1600mどちらがベストなのかはまだ分かりません。それでも、この舞台で3勝を挙げているように、重賞初挑戦でも楽しみが持てます。
中川師の「夏負け気味で、関屋記念を回避し放牧へ」というコメントは気になりましたが、「戻ってきてからは順調」と影響がなさそうなのは何よりです。
2走前の敗因は未だにはっきりしませんが、時計面の短縮が叶えばアタマまであってもおかしくありません。
〈ジャスティンスカイ〉
4走前の秋色Sだけ走ればここでも好勝負可能です。京王杯SCを制したレッドモンレーヴを倒しています。近2走は案外な結果が続いていますが、前走後に川田騎手は「3コーナーで内にモタれてしまって直線でも動かなかった。また改めて」と状態面を敗因に挙げました。
それだけに、4ヶ月の休養による立て直された効果には注目したいところです。
東京マイルでは2戦2勝と負けなし。変わり身を。
〈イルーシヴパンサー〉
一番印象に残っているのは6走前の東京新聞杯。この時の勢いはG1級のものがありました。それを考えると、前走の安田記念《0.8秒差・10着》は物足りませんが、「直線は囲まれてしまい思ったほど伸び切れなかった」とレース後の岩田望騎手。直線で外に出せないと力を発揮できないタイプです。今回の頭数ならレースはしやすいはず。成績を見てもアテにはなりませんが、突き抜けてもいいぐらいの一頭です。
【推奨買い目】
馬単1着流し:③→⑤⑦②⑥⑨④⑧
3連単フォーメーション:③→⑤→⑦②⑥⑨④⑧⑪
③→⑦②⑥⑨④⑧⑪→⑤