合同会社鷲田鷲男商店

競馬予想とデータ収集とブログとnoteとたまにボートレース担当 鷲田好位置  一口馬主とつまみと酒と旅担当 鷲田鷲男

2023【アルゼンチン共和国杯/みやこS/京王杯2歳S/ファンタジーS】レース回顧

セラフィックコールの勢い止まらず!!ダート界に新星が誕生しました!!オオバンブルマイがゴールデンイーグル(豪)を勝利!!一撃で5億円ゲットです(笑)日本馬にとっても選択肢が広がる勝利となりました。

 

11/5(アルゼンチン共和国杯

〈1着・軸⑨ゼッフィーロ〉

「直線に入る時にスペースがなく前が壁になり待つしかない状態だった」とモレイラ騎手。馬群を縫うようにして内から伸びてきました。先週は絶好調だった鞍上の好判断でした。

〈2着・穴⑰マイネルウィルトス〉

横山武騎手も「最後は内をうまく立ち回った馬にやられてしまった」とコメントしているように、勝ち馬とはコースロスの差だけ。やはり東京2500mの走りが際立ちます。

〈3着同着・④チャックネイト〉

ハンデ戦なら重賞でも通用するところを証明。この上がり(34.7秒)で間に合う流れになったことが味方しました。

〈3着同着・⑭ヒートオンビート〉

トップハンデ59kgを背負ってよく頑張っています。ずっと安定して走っていますが、本格化ムードでしょうか?

〈6着・⑫ハーツイストワール〉

昨年のジャパンC以来の実戦でしたが、直線の走りは目を引くものがありました。「直線に向いた時は楽しめる手応えだった」(田辺騎手)

〈13着・⑬ディアスティマ〉

「いかにも休み明けという感じ」と北村友騎手。自分の競馬が全くできませんでしたし、走れる状態になかったようです。

〈15着・穴⑪グランオフィシエ

かなり面白い存在だと思いましたが、直線では前が完全に壁。ただ、スムーズだったとしても伸びていなかった印象です。3走前にはゼッフィーロを倒しているのに…

 

11/5(みやこS

〈レースのPoint〉

・1000m通過《61.2秒》(M)

〈1着・⑮セラフィックコール〉

デビューから無傷の5連勝。このメンバー相手につけた《0.5秒差》は文句なしの完勝です。M.デムーロ騎手が「道中の行きっぷりは目立たない。ズブいぐらいだが、4コーナーで気合を入れたらギアが上がってきて瞬発力を見せてくれる」とコメントしているように、現状はこういうレースしかできません。ただ、上がり《36.1秒》は強烈ですし、非常に強い内容でした。

〈2着・穴⑦メイクアリープ〉

前走は案外な結果に終わりましたが、叩き2戦目で巻き返しに成功。重賞で改めて力を示しました。

〈3着・⑭ウィリアムバローズ〉

いつもより位置取りが後ろになった理由は、坂井騎手の「この馬のリズムで運んだ」という話で分かります。外枠を最大限活かしています。

〈4着・⑫ペプチドナイル〉

前走の反省を活かした富田騎手。先手が取れればしぶといことを再認識できました。ただ、最後のバテ方を見るとベストは小回り1700mです。

〈12着・穴③タイセイドレフォン〉

ここまで止まるようなペースではありません。「前回の方が手応え良く進められた」と団野騎手はコメントしていますが、なぜかその理由には触れていません。

〈13着・軸⑨ワールドタキオン

「少し間隔が空いていた分もある」と斎藤騎手。それにしても負けすぎですが…

〈14着・ア①アスクドゥラメンテ

「前走はパサパサの馬場もあって勝負所でモタついたが、今日もモタついて直線では反応がなかった」と非常に嫌なコメントが出ました… 京都は良でも軽いダート。これだと道悪が絶対条件になってしまいます。

 

11/4(京王杯2歳S

〈レースのPoint〉

・差し馬台頭の展開

〈1着・⑦コラソンビート〉

展開の利はありましたが、横山武騎手は「想像していた以上に良い脚を使ってくれた。距離はもう1F延びても問題ない」と評価。阪神JFでも注目の存在となります。

〈2着・穴②ロジリオン

課題の時計短縮もあっさりとクリア。個人的にはPOG指名馬なので期待しています(笑)

〈3着・穴③オーキッドロマンス〉

間の1400mはこなしたとみて良さそうです。ただ、上がりの差を見ても切れ負けしていますし、重い芝の方がベター。また、ベストは1200mでしょう。

〈5着・ア⑧ミルテンベルク〉

「まだ若い馬で、どうしてもレース前に高ぶってしまった」とモレイラ騎手。1400mへの距離延長に関しては触れていないだけに、これから見ていきたいところです。

〈10着・ア⑪アスクワンタイム〉

横山和騎手へ騎手変更。「位置取りやペース、馬場はドンピシャだった。同じ位置にいた馬が伸びているのにこちらは伸びなかった。こんなに負ける馬ではないので、何ともなければいいんですが…」と故障を心配しているぐらいです。

 

11/4(ファンタジーS

〈1着・⑥カルチャーデイ〉

初戦の時計面が全て平凡だった馬が距離延長で良さを発揮する典型的な例になりました。レース前から注意はしていましたが、推奨買い目に入れるのが精一杯。「道中は行きたがる方ではないし、もう少し距離が延びても大丈夫」という酒井騎手のコメントからも、1400mへの距離短縮が大きくプラスに働いたことが分かります。

〈2着・①ドナベティ〉

Bコースに替わりの絶好枠を最大限活かしました。差す形なら1400mもこなせたのは収穫です。

〈3着・穴⑪シカゴスティング〉

「あと10mぐらいあれば、という感じだった」と鮫島克騎手。差し切れる手応えがあったようです。

〈4着・ア⑦セントメモリーズ〉

「前が有利な展開になると考えていたので、この馬としてはポジションを取りにいった。それでもあれが精一杯」と石川騎手。更なる距離延長に注目します。

〈5着・④ヒヒーン〉

スタートの出遅れに加えて、直線では挟まる不利もありました。スムーズなら結果は違ったはずです。