藤岡康騎手が14年ぶりのG1制覇!!乗り替わりの影響で単勝は17.3倍とおいしいオッズに!!超出世レースはシュトラウスが勝利。毎年、東スポ杯2歳S組にはクラシック候補が潜んでいます!!
11/19(日)【マイルCS】
<レースのPoint>
・前半3F《34.3秒》(M)
・Mペースなのに差し馬3頭で決着
・勝ち時計《1:32.5》=パンパンの良馬場ではない
<1着・穴⑯ナミュール>
上がり最速《33.0秒》という素晴らしい瞬発力を披露しました!!毎回、期待される存在でしたが、G1制覇までは時間が掛かりました。ここから再び軌道に乗る連勝になりそうです。
<2着・①ソウルラッシュ>
最内枠から出遅れ気味のスタート。元々、道悪の鬼だったように、少し時計の掛かる馬場を味方に差し込みました。
<3着・穴⑤ジャスティンカフェ>
前走の毎日王冠は見せ場すらなく終わってしまいましたが、叩き2戦目の上積みは絶大でした。ムラのあるタイプではありますが、G1級の力は既に示しています。
<4着・ア⑦エルトンバローズ>
G1初挑戦でも着差は僅か《0.2秒》とよく頑張っています。ここ半年の急成長には大きく注目できますし、来年が非常に楽しみになる内容でした。西村淳騎手も「まだ3歳で今後の成長に期待」とコメントしています。
<5着・⑥ダノンザキッド>
重い芝の方がベターなので少し時計の掛かる馬場がプラスに働きます。「位置取りはイメージよりも後ろになった。体つきには余裕がありそうだったし、使って良くなる」(北村友騎手)
<6着・⑮イルーシヴパンサー>
岩田望騎手は「涼しくなって調子を上げてきたよう」とコメント。年齢を重ねて時計の掛かる馬場向きに変化しています。
<7着・軸⑨シュネルマイスター>
「ゲートの中ですごくエキサイトして、立ち上がってしまった。ポイントはゲート」とルメール騎手が話しているように、2回立ち上がるシーンが見られました。嫌な負け方です…
<8着・⑪セリフォス>
「久々で力みの強い競馬になった。これでさらに良くなる」と川田騎手。やはり、中間に順調さを欠いた影響があったということです。また、溜める競馬で爆発するタイプです。
11/18(土)【東京スポーツ杯2歳S】
<レースのPoint>
・1000m通過《59.1秒》(2歳戦としてはかなり流れた)
<1着・⑦シュトラウス>
「今日は2頭が早いペースで先導してくれたおかげで助かった。能力の高い馬で、素晴らしい将来性がある」とモレイラ騎手。マイルでも折り合いをかなり欠いていただけに、今回は距離延長が心配でしたが、ペース次第で1800mもこなせることが分かりました。メンバーレベルが上がった方がレースはしやすい印象です。
<2着・穴①シュバルツクーゲル>
軽い芝で良さが出ましたし、このメンバー相手に健闘しました。ただ、使った上がりは《35.6秒》。瞬発力とは無縁のタイプでしょうか。「まだ緩さの残る中でこの内容」(西村淳騎手)
<3着・軸③ファーヴェント>
敗れたにもかかわらず、横山武騎手は「まだ中身が伴わないという感じ。最後、脚色が一緒になってしまったのは、良化の余地を残している分。動けるようになってきたら、相当な馬になってくる」と絶賛。
<4着・穴⑤ショウナンラプンタ>
痛恨の出遅れでした。「能力のある馬。直線はモタれて走っているので、良化の余地がある。今日は距離が短かった」と鮫島駿騎手。唯一、上がり33秒台をマークしていることからも距離延長に注目したいところです。
<5着・穴④ミカエルパシャ>
松山騎手が「思うような位置を取ることができなかったが、能力がある」とコメントしているように、初戦と全く違うレース運びとなりました。
<7着・ア⑧シャンパンマーク>
スローからのヨーイドンで巻き返しに期待。
<8着・⑨フォルラニーニ>
全く競馬に参加していません。「ゲート裏でもテンションが高く、周りを気にして、ゲートの中でもチャカチャカしていた。ハミも上手く取ってくれなかった」(ルメール騎手)