天覧競馬となった天皇賞(秋)はイクイノックスが連覇達成。《1:55.2》という信じられないレコードタイムを叩き出しました!!世界一の馬による規格外の走りでした。
10/29(日)【天皇賞(秋)】
〈レースのPoint〉
・1000m通過《57.7秒》(Hペース)
〈1着・軸⑦イクイノックス〉
今まではSペースからのヨーイドンで究極の瞬発力を発揮してきましたが、今回はHペースを3番手で追走。それでも最後までしっかりと伸びていました。後続は追い込みが決まっている中、唯一先行して押し切っていますし、ルメール騎手も「速いペースを維持することができた」と持続力も兼ね備えていることをコメントしました。本当に完璧でとんでもない馬です。
〈2着・⑥ジャスティンパレス〉
スタミナを問われる流れになったことは味方していますが、2000mを《1:55.6》で走れるとは想像できません。出遅れてしまいましたが、4コーナー10番手から上がり最速《33.7秒》をマークしています!!
〈3着・穴⑨プログノーシス〉
こちらも出遅れたことで道中は最後方から。展開は向きましたが、重い芝の方がベターですし、よく追い込んでいます。
〈4着・穴④ダノンベルーガ〉
「このレースを使って、もっと良くなる」とモレイラ騎手。戦前もそうだったように、まだ良化途上の印象です。
〈5着・穴⑤ガイアフォース〉
持続力を活かすために前々で勝ちに行く競馬を選択しましたが、バテたところを見ると、やっぱりベストは1800mでしょう。
〈7着・ア③ドウデュース〉
武豊騎手の騎手変更は衝撃でしたが、この敗戦は戸崎騎手の責任ではありません。戸崎騎手は「道中は少し力むような感じ」。友道師は「3頭併せの真ん中で競馬をするのも初めてだったし、自分のリズムで走れなかった」とコメント。今回の敗因は掴めませんが、レース前にバタバタしたこともプラスになることはあり得ませんし、仕方ないかな…と。
〈11着・穴⑩ジャックドール〉
藤岡佑騎手から「メンタル的に以前ほど踏ん張りが利かない感じ」と非常に嫌なコメントが出ています。
10/28(土)【アルテミスS】
〈1着・軸④チェルヴィニア〉
出遅れをカバーする二の脚は強みとなります。ベストはもっと長い距離かもしれませんが、マイルも全く問題ありません。
〈2着・ア⑧サフィラ〉
勝ち馬に次ぐ上がり《33.4秒》をマーク。こちらもマイルで十分やれます。
〈4着・①ライトバック〉
「懸念していたイレ込みがきつく、テンションが高すぎた。トビが大きくて、コントロールが難しいタイプなので、内枠からの競馬はしづらかった」(浜中騎手)
〈5着・穴②ショウナンマヌエラ〉
ハナを切って前半3F《35.9秒》を刻みました。結果的にもっと飛ばして逃げないと良さが出ないということです。「スタートでは躓いていたが、速かったので天性のスピードだと思う」と石橋騎手。
〈10着・穴③ニシノコマチムスメ〉
「伸びなかった原因は分からない」(幸騎手)
10/28(土)【スワンS】
〈レースのPoint〉
・前半3F《34.1秒》(Mペース)
〈1着・穴③ウイングレイテスト〉
逃げ馬が早々にバテる中、2番手から押し切った内容は評価できます。1400mへの距離短縮がプラスに働きました。また、「前進気勢が薄れてきていたので前走から着用しているブリンカーがいい方に出ている」と松岡騎手は分析しています。
〈3着・⑱ロータスランド〉
「枠が悪過ぎた」とコメントした岩田康騎手の好騎乗が光りました。5走前の京都牝馬Sと同じ大外枠を再び跳ね返しました。
〈6着・ア⑧グレナディアガーズ〉
出遅れた影響で4コーナー16番手という致命的な位置取りに。「競馬に参加できなかった」と岩田望騎手。
〈7着・⑨アヴェラーレ〉
右回りダメなのかも…
〈9着・穴④トウシンマカオ〉
あの止まり方は1200mの馬になっている証拠。
〈11着・穴①エクセトラ〉
最内枠からロスのない競馬で全く伸びず…。嫌な負け方ですが、重賞の壁に跳ね返された感もあります。