有馬記念はドウデュースが復活V。復帰したばかりの武豊騎手でしたが、ここまで相性がいいのかと改めて認識させられました。それでも、秋の古馬三冠を全て走り切って、3戦目で巻き返したことは正直驚きました。馬券的には阪神カップで単勝・馬連・馬単を的中!!ウインマーベルがアタマで来てくれました。
12/24(日)【有馬記念】
<レースのPoint>
・1000m通過《60.3秒》→次の1000m通過《60.7秒》
・ペース早くない
・現時点では今年の3歳牡馬はレベル低い
<1着・⑤ドウデュース>
一言で着差以上の強さでした。ペース的にはタイトルホルダーとスターズオンアースに向いている中、スタートで出遅れてしまったことで3.4コーナーでは大外を回す形に。ロスの大きな競馬になったにもかかわらず、4コーナーの手応えが抜群でした。近2走の天皇賞(秋)とジャパンCの走りを見ると、今は距離適性が短い方にシフトしていると感じていましたが、結果的には2500mは全く問題ありませんでした。そして、実は小回りコースで器用さを活かすタイプだったことも分かりました。
<2着・⑯スターズオンアース>
大外枠を一切感じさせない内ラチ沿いの2番手追走。とにかくルメール騎手が上手すぎます。しかも、「最後の直線でずっと右にモタれてしまったので、最後はその分」とコメント。それが無ければ勝っていたということです。『最悪の16番』を跳ね返しての勝利まであと一歩でした。
<3着・ア④タイトルホルダー>
ラストランで久々にこの馬のレースが見られた気がします。ただ、全盛期なら押し切れるペース。今後は産駒にも超持続力の血が伝わるのか注目です!!
<4着・ア⑩ジャスティンパレス>
「前走より明らかに具合が良くなっていると感じた。ドウデュースが相手だと思って、上手くマークできたが、コーナリングでスムーズにギアを上げられるタイプではないので、そこで離されたのが痛かった」と横山武騎手。完全に直線の長いコース向きと判明です。
<5着・穴②シャフリヤール>
内枠を最大限に活かして見せ場を作りました。東京2400mベストは明らかでしたが、前走と同じく小回りコースでも走れるようになったのは成長です。
<6着・⑬タスティエーラ>
古馬との力差を痛感する形になってはしまいましたが、菊花賞の後にモレイラ騎手が伸びしろをコメントしていたように、サトノクラウン産駒なら本格化はまだまだ先でしょう。
<12着・穴⑮スルーセブンシーズ>
「少し気負っているかなという感じがあった。後ろからゆっくり行くプランだったが、前に壁を作ることができず、なかなかハミが抜けなかった。距離も2500mは少し長いかも」(池添騎手)
12/23(土)【阪神カップ】
<レースのPoint>
・前半3F《33.1秒》で前崩れの展開に
・9着までは着差僅か
<1着・穴④ウインマーベル>
内枠でロスのないレース運びができたことはありますが、やはり1400mでは安定感が違います。「課題であったスタートも厩舎が上手く仕上げてくれて、今日はしっかり出てくれた」と松山騎手。これで2走連続でゲートを決めています。
<3着・⑭アグリ>
こちらも1400mベストは明確です。「今日は馬体重で少し重かったし、冬モードだった」(ルメール騎手)
<4着・⑧グレイイングリーン>
単勝133.8倍が勝ち馬から僅か《0.2秒差》。評価できますが、完璧に展開が向いても馬券に絡めなかったところを見ると、重賞ではハンデが必要かもしれません。
<5着・⑬ママコチャ>
「4コーナーでは手応えがなく、本来の姿ではなかった」(川田騎手)
<6着・穴⑮ロータスランド>
またまた外枠…。内枠なら勝ち負けになっていいでしょう。
「内枠が欲しかった」(菅原明騎手)
<8着・ア⑰ウイングレイテスト>
「この枠だし、行くしかなかった」と松岡騎手。大外枠に入った時点でこの競馬しかできませんし、この乱ペースは仕方ありません。
<9着・穴⑦ダディーズビビッド>
「久々だったし、これから順調に使っていければ」(浜中騎手)
<10着・穴⑨エイシンスポッター>
1400mへの距離延長は魅力的でしたが、残念ながらマイナスに働いてしまいました。