合同会社鷲田鷲男商店

競馬予想とデータ収集とブログとnoteとたまにボートレース担当 鷲田好位置  一口馬主とつまみと酒と旅担当 鷲田鷲男

2023【チャンピオンズC/ステイヤーズS/チャレンジC】レース回顧

文句なしのダート王が誕生!!全く異なる条件のフェブラリーSとチャンピオンズCを同年に制覇するのはかなり難しいことです。陣営は来年の海外再挑戦を視野に入れているようです。

 

12/3()【チャンピオンズC】

<1着・⑮レモンポップ>

「道中は距離ロス無く運んで行きたかったのでラチ沿いを通った」と坂井騎手は振り返っています。ケイアイシェルビーの出方が気になりましたが、大外枠でもスピードが違い過ぎました。昨年まではマイルもギリギリの印象があっただけに、重いダートの1800mを走り切ったのは物凄い進化です!!

<2着・⑦ウィルソンテソーロ>

スタートの出遅れが響き、終始後方13番手での追走。そこから、上がり最速《36.6秒》という素晴らしい決め手を披露しました!!前走のJBCクラシックは平凡な内容でしたが、1頭だけ目を引く末脚でした。

<3着・穴⑤ドゥラエレーデ>

強敵相手に大健闘の3着。ホープフルSを制しているにもかかわらず、高いダート適性を示しました。「気性の成長が感じられた。サウジアラビアやドバイのダートも合うと思う。まだ3歳なので未来がいっぱいある」と高評価したムルザバエフ騎手とは相性抜群です。

<5着・穴②メイショウハリオ>

「年齢的なズブさが出てきている」(浜中騎手)

<10着・軸⑫セラフィックコール>

連勝は『5』でストップ…。M.デムーロ騎手の「3.4コーナーでは馬なりで上がって、本当に良い手応えだった。しかし、直線に向いて思ったより伸びなかった。外を回った分でしょうか」というコメントでは敗因を掴み切れません。力負けではないのは確かですが…

<11着・軸⑨クラウンプライド>

パドックを出てから後ろ向きな瞬間が多かった。いつもと全く違う競馬になってしまった。気持ちが入らないままレースが終わってしまった」(川田騎手)

<14着・穴⑭アイコンテーラー

「ダートを使ってから初めて砂を被る経験をして、それに抵抗があった。ビックリしてリズムが狂ってしまい、やる気がなくなってしまった」とモレイラ騎手。外枠でそれは言い訳になりませんし、残念な騎乗でした。

 

12/2()【ステイヤーズS

<レースのPoint>

・ペースは一度も上がらず

<2着・軸⑪テーオーロイヤル>

差し馬には展開が厳し過ぎました。上がり最速《33.9秒》は3600m戦とは思えないタイムです。負けて強しです。

<3着・ア⑤マイネルウィルトス>

Sペースではありましたが、3600mを無難にこなしたのは収穫です。「想定外だったのは前が止まらなかったこと」(横山武騎手)

<4着・②ワープスピード>

こちらも3600mを無難にクリア。荻野極騎手からは「今日は大事に乗り過ぎた」ともっと持続力を活かしたかったことが読み取れます。

<5着・①キングズレイン>

「最後、脚が上がったが、距離適性はある」とビュイック騎手。矛盾しているコメントですが、3600mは長過ぎたか?

<6着・穴⑨ダンディズム>

「距離が少し長かった」(富田騎手)

<11着・穴⑮アフリカンゴールド>

国分恭騎手は「向正面で勝ち馬が引っ掛かるような感じで来て、オーバーペースになると思い控えた」とコメントしていますが、超Sペースですし、結果的に勝ち馬はそのまま押し切っています。ハナを譲った時点で無理だと思いました。

 

12/2()【チャレンジC】

<1着・ア⑤べラジオオペラ>

今年の3歳牡馬の中では上位の存在。どの距離、どんな馬場が適条件なのかは全然分かりませんが、現時点では器用なタイプと判断できます。

<2着・軸④ボッケリーニ>

少し時計の掛かる決着になったことが味方しました。だからこそ、ベストはもっと長い距離ということです。ただ、2000mでも安定して走れる強みがあります。

<3着・②イズジョーノキセキ>

最近、力む面が出てきてしまいましたが、その中でも2000mをこなしたのは収穫に。

<5着・穴⑫マテンロウレオ>

近2走の走りからは確実に良化が見られます。まだ本調子というわけではないですが、復調気配を感じます。「開幕週で外を回らされた分だけ損をした」(昆師)

<6着・⑥ガイアフォース>

敗因は2つ。状態面は前走がピークだったことと既にベスト距離は1800mと判明しています。今回は飛んでほしい人気馬でした。