【小倉芝の馬場傾向】〜Bコース2週目(重い芝)〜
土曜9Rの筑紫特別(1勝C/二千)で《1.59.3》、12Rの4歳上1勝クラスで《1.08.0》という早い時計がマークされているように、先週からBコースに替わったことで馬場レベルが上昇しています。馬場の内目を空けて通るレースも見られましたが、10Rの皿倉山特別でまだ使えることが証明されています。また、差し馬も十分に台頭可能な馬場状態です。
【レースのPoint】
・ディープモンスターの取消でさらに難解に
・ハンデ戦
・セルバーグがハナ主張
穴推奨:④アサマノイタズラ
⑮ホウオウアマゾン(距離短縮魅力)
⑤クリノプレミアム
②カテドラル
⑨セルバーグ
連軸候補:⑪ロングラン
アタマ狙い:⑭ゴールドエクリプス
⑫エピファニー(距離短縮歓迎)
<アサマノイタズラ>
2021年のセントライト記念を制覇してから1年2ヶ月の長期休養などがあり、長らく不振が続いていましたが、前走のディセンバーSで59kgという酷量を背負いながら《0.5秒差・7着》とようやく復調を感じさせる走りを見せました。
今回は前走から4kg減となるハンデ55kgで出走できる点が魅力的です。手塚師も「走るごとにレース勘を取り戻している。本数を乗り込んで体力もついてきた」とコメントしており、一発を期待したい存在です。
<ロングラン>
待望の1800m戦となった前走のディセンバーSをきっちり勝利。大外枠でも出遅れてしまったのは気がかりですが、終始最後方追走から一頭だけ目立つ末脚を発揮したように、ここでは力が違いました。上がりの掛かる競馬が合っていますし、明らかに1800mベストです。
陣営からは「昨年4着時より成長し、トモの張りが良くなった。最終追い切りの動きも申し分なく、荒れた馬場は得意にしている。楽しみ」と状態面の良さが伝わってきます。ゲートは決めたいところですが、ハンデ57kgも悪くありません。
<ゴールドエクリプス>
(4.1.0.2)という実績が示す通り、1800mがベスト距離。しかも、小倉1800mでは2戦2勝と負けなしです。5走前の紫野特別では上がり最速《33.2秒》という驚きの決め手を披露しましたが、2走前の大原Sは道悪の影響を味方にした勝利。基本的には少し上がりの掛かった方がベターでしょう。前走のエリザベス女王杯はさすがに距離が長すぎましたが、軽ハンデの今回は巻き返し必至です。大久保師は「いい状態で帰厩し、攻め気配も上々なので53kgなら楽しみ」と話しており、3ヶ月半の休み明けでも全く問題ありません。
【推奨買い目】
3連複フォーメーション:④⑮-⑪⑭⑫-⑪⑭⑫④⑮⑤②⑨⑦