【中山芝の馬場傾向】〜Aコース3週目(重い芝)〜
先週日曜11Rの弥生賞ディープインパクト記念は前哨戦の割にペースが流れたことで《1:59.8》という過去10年で最速のタイムがマークされました。ただ、今開催はパンパンの良でも時計が掛かる重い芝です。先行馬の粘り込みも差し馬の台頭も共に見られています。
【レースのPoint】
・牝馬限定のハンデ戦
・火、水、金曜の雨と雪の影響で《不良》まで悪化
・金曜の18時〜21時頃にも雨予報出ているが、朝には《重》へ回復?
・昼間は晴れ予報+強風で回復傾向
穴推奨:③クリノプレミアム
⑩アレグロモデラート
⑫ルージュエクレール
①タガノパッション
⑤シンリョクカ
連軸候補:⑪コスタボニータ
アタマ狙い:⑧ヒップホップソウル
<クリノプレミアム>
3走前のターコイズSで《0.9秒差・12着》と大敗しているように、今はマイルが忙しくなっています。2走前の中山金杯は1コーナーで不利を受けた影響がありましたし、前走の小倉大賞典も《0.7秒差・6着》と悪い内容ではありませんでした。
正直、年齢による衰えは感じるようになってきていますが、今回は1800m・牝馬限定戦・ハンデ戦と全ての好走条件が揃いました。元々は中山巧者ですし、道悪を無難にこなすことができれば。
<コスタボニータ>
前走の愛知杯で《0.2秒差・3着》。初の2000m戦でしたが、鮫島駿騎手が「ラスト200mで甘くなってしまった」と振り返っていたように、1800mベストが確定しました。今回の中山1800mは2走前のディセンバーSで《0.1秒差・2着》とあっさりクリアしています。器用なタイプで内枠を味方にできるだけに、もう少し内目の枠が欲しかったところですが、安定感が強みとなります。《稍重》で(3.0.1.0)という好成績を収めており、多少の道悪なら問題ありません。
<ヒップホップソウル>
前走のターコイズSで《0.5秒差・8着》と人気を裏切ってしまいました。スタートの出遅れが響いていますが、1600mは短い印象です。ベストは1800m〜2000mでしょう。そして、5走前のフラワーCでは《不良》で《0.1秒差・2着》としているように、道悪は全く問題ありません。中山もベストコースです。
ただ、「体の張りは悪くなく仕上がりはまずまず。あとは55kgのハンデがどうか」という陣営のコメントから、状態面は完調手前のようです。
【推奨買い目】
ワイドフォーメーション:③⑩-⑧③⑩⑯
3連複フォーメーション:③⑩-⑪-⑧③⑩⑯⑫①⑤⑭⑮⑬(総流し)