合同会社鷲田鷲男商店

競馬予想とデータ収集とブログとnoteとたまにボートレース担当 鷲田好位置  一口馬主とつまみと酒と旅担当 鷲田鷲男

2024/3/16(土)『フラワーC』予想

【中山芝の馬場傾向】〜Aコース4週目(重い芝)〜

先週日曜11RのアネモネSが《1:34.6》で決着。今開催は良馬場でも時計が掛かっています。差し馬の台頭も十分に可能な馬場状態です。先週は何人ものジョッキーが3.4コーナーの傷みを気にしていたように、今週もそこをこなせるかどうかがポイントになりそうです。ただ、馬場の内目はまだ使えます。

 

【レースのPoint】

牝馬クラシックに向けての一戦
・人気馬も課題は多い

 

穴推奨:④テリオスサラ
    ⑫フォーザボーイズ(距離延長歓迎)
    ⑩ラビットアイ
    ⑧エルフストラック
    ①ヒラボクミニー

連軸候補:⑤ミアネーロ

アタマ狙い:②カンティアーモ

 

テリオスサラ>

2走前のフェアリーSはスタートの大出遅れで終わってしまいましたが、前走のクイーンCではしっかりと決めて本来の先行する競馬が戻りました。直線の半ばまでは見せ場を作りましたが《0.7秒差・7着》。「最後、バテていないが、もう少し速い脚が欲しかった」という戸崎騎手のコメントから、今回の1800mへの距離延長と重い芝替わりが魅力的です。実際、中山1800mは未勝利勝ちの舞台。上がりを要する持続力勝負は合っています。石橋騎手はリベンジのチャンスです。

 

<ミアネーロ>

中山1800mで新馬勝ち。直線ではフラフラ走ってしまい、審議が行われましたが、前走の菜の花賞では逆に不利を受けました。ルメール騎手が「直線で狭くなって危なかった。能力はあるけどまだビビリ」と振り返っていたように、直線では急ブレーキを掛けるシーンがありました。度外視可能ですが、それでも上がり最速《34.2秒》をマークしています。
1800mに距離が戻るのは歓迎できますし、林師は「精神的に少し繊細なところはあるが、一戦ごとに成長を感じる」とコメントしています。人気馬の中では一番信頼できるでしょう。

 

<カンティアーモ>

初戦から高いパフォーマンスを見せました。1000m通過《59.3秒》というHペースを先行して抜け出し。《1:46.4》のレコード決着を制しました。前走のデイリー杯2歳Sでは《0.6秒差・6着》と人気を裏切ってしまいましたが、「前に馬がいる状況でゴーサインを出されたことがなかったのでそこに少し戸惑いがあった。これがいい経験になりそう」とマーカンド騎手は話していました。また、マイルの距離も短い印象を持ちました。1800mへの距離延長がプラスに働きます。
時計の掛かる中山がどうかですが、持続力を要求される舞台は合っているだけに、重い芝と直線の急坂をこなすことができれば。

 

【推奨買い目】

馬連馬単:④⑫→⑤④⑫②⑩⑧①
3連複:④⑫-⑤-④⑫②⑩⑧①⑦⑨⑥