【中山ダートの馬場傾向】〜良なら重いダート〜
天候の発表が《小雨》の時間はありましたが、予報よりも雨は降りませんでした。土曜9RのブラッドストーンSで《1:10.0》の好時計がマークされましたが、舞台は重いダートです。差し馬の台頭も可能な馬場状態です。
【レースのPoint】
・ハンデ戦感のないハンデ戦
・外枠からでもミトノオーが先手主張
穴推奨:⑦ゴールドハイアー
⑭ペイシャエス
①ヴァルツァーシャル
⑥ラインオブソウル
⑪キリンジ
連軸候補:②キタノリューオー
アタマ狙い:⑫ブライアンセンス
<ゴールドハイアー>
2走前の師走Sで《0.3秒差・3着》。かなり後方からのレース運びで差し届かない競馬が続いていましたが、先行力を引き出して新味を発揮した横山和騎手の好騎乗でした。続く、前走の総武Sで即勝利。定量戦だったことが価値を高めますし、ここに来て地味ながら力をつけている印象です。
前走は《稍重》でしたが、もっと重いダートの方が合っているだけに、今回の良馬場なら重賞でもやれていいでしょう。
<キタノリューオー>
2走前の師走Sで鞍上の原騎手と手が合っていると感じるシーンがありました。道中でいつもよりも前目の位置へ押し上げたことが勝利に繋がりました。前走のポルックスSでも4コーナー15番手から上がり最速《36.7秒》で猛追を見せました。斤量3kg増でも全く問題ありませんでした。
重いダートが合っていますし、対ヴァルツァーシャルとは斤量面で有利に働きます。ただ、近5走中3走で出遅れているように、今回も溜めるだけ溜めてどこまで差し込めるかでしょう。
<ブライアンセンス>
勢い十分に臨んだ前走の東海Sで《0.5秒差・4着》。昇級緒戦の重賞でよく頑張っていますが、軽いダートに道悪の影響が大きく加わった馬場となり、1分50秒を切る決着では時計が早すぎたということです。
それだけに、重いダートに替わる点が魅力的です。良馬場の軽いダートがベストでしょうが、前走よりも時計が掛かるのはプラス材料となります。新馬・未勝利ではありますが、この中山1800mに一応の良績も残しています。
【推奨買い目】