【小倉芝の馬場傾向】〜Aコース4週目(良→軽い芝)〜
土曜11RのテレQ杯(1200)が《1:08.2》。稍重の影響もあったのか特に目立つ時計はマークされませんでした。ハイペースで流れたことで差し、追い込み勢が上位を独占しましたが、馬場の内目を通った馬がそのまま押し切るレースも見られました。
【レースのPoint】
・良馬場に回復して時計面に変化は?
◎④ドナヴィーナス(ハイペース志向)
◯⑥パッシングシャワー
▲⑤キャンシーエンゼル
△⑦、③、⑨、⑩
〈ドナヴィーナス〉
重い芝の新馬戦では敗れてしまいましたが、前走の未勝利戦は軽い芝に替わって明らかに内容が良化しました。前半3F《33.1秒》というハイペースを刻んだにも関わらず、楽に押し切った内容は力の違いを見せつけるものですし、間違いなく軽い芝向きです。「天性のスピードで走っている現状」と川島騎手が話していたように、覚えることはまだまだありそうですが、今回も楽に先手が取れそうです。
パッシングシャワーは、スッと好位につけるダッシュ力でスタートの出遅れをカバー。馬混みに入っても全く問題ない大きな強みがありますし、西村淳騎手は「頭が良くてどんな競馬でもできる。いい馬に出会えた」と素質をかなり評価していました。
今回はゲートを良化させて、持ち時計の《1:09.1》を短縮することができれば。
キャンシーエンゼルは、初戦から《1:08.7》という好時計をマークしました。これなら軽い芝にも対応できそうです。鈴木孝師は「注文もつかないのでコースも問わない」とコメントしていますが、初の右回りはポイントとなります。
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