合同会社鷲田鷲男商店

競馬予想とデータ収集とブログとnoteとたまにボートレース担当 鷲田好位置  一口馬主とつまみと酒と旅担当 鷲田鷲男

2024/3/30(土)『ダービー卿CT』予想

【中山芝の馬場傾向】〜Bコース1週目(重い芝)〜

先週日曜10Rの春興Sで《1:32.9》という好時計がマークされました。しかも、上位2頭は上がり《33.5秒》を使っています。ここまでAコースで5週、競馬が行われてきましたが、3.4コーナーの馬場損傷が大きくなっていたにもかかわらず、先週は早い時計が連発していました。先行馬の粘り込みも差し馬の台頭も共に見られています。

 

【レースのPoint】

ハンデ戦
・金曜正午時点で《不良》発表
・土曜は快晴で最高気温も23℃まで上昇
・朝には重、昼間には稍重〜良まで回復へ
・時計面の更なる高速化をチェック
・先行馬と内枠に注目

 

穴推奨:③ラインベック
    ⑤アスクコンナモンダ
    ⑪ニシノスーベニア
    ⑥インダストリア

連軸候補:⑦ディオ
     ⑬クルゼイロドスル(ペース不問)

アタマ狙い:②パラレルヴィジョン

 

<ラインベック>

3走前の関屋記念で上がり《33.2秒》という決め手を発揮。少し上がりの掛かる競馬の方がベターですが、意外と瞬発力勝負にも強いことが分かります。ただ、2走前の京成杯AHで《0.9秒差・8着》。6ヶ月の休養を取って臨んだ前走の東風Sでも《1.2秒差・11着》と見せ場がありませんでした。ただ、レース後に津村騎手が「3.4コーナーでのめっていた」とコメントしました。この日は稍重から良に回復したばかりの馬場状態だっただけに、パンパンの馬場が理想でしょう。
今回は雨の影響がどこまで残るかが最大のポイントとなりますが、Bコースに替わる点は魅力的です。陣営も「使った上積みを感じさせる動き」と話しており、叩き2戦目での巻き返しは必至と見ます。

 

<ディオ>

甲東特別→斑鳩S→東風Sと3連勝。近走の充実ぶりは本格化を感じさせます。前走後に北村宏騎手は「重賞でもと思わせる馬」と評価していましたし、以前よりも前目のポジションで運べるようになっています。上がり32秒台の瞬発力も器用さも兼ね備えており、持続力勝負でも全く問題ありません。
ハンデも57.5kgなら気になりませんし、今の勢いならあっさりがあっても。

 

<パラレルヴィジョン>

軽い芝で優秀な切れ味を披露してきましたが、3勝Cに入るとワンパンチ足りない印象でした。初ダートとなった3走前のJRAアプリリリース記念で一発回答したと思いきや、前走のニューイヤーSを《1:32.3》の好時計で快勝。ルメール騎手は「芝でもダートでもオールマイティーに走ってくれる」と振り返っていましたが、まだ適性がはっきりしていないのも確かです。それでも、今回と同じ舞台で結果を出せたのは強みとなりますし、ハンデの57kgも据え置きです。「良馬場が理想」と国枝師。回復のスピードが上がってほしいところです。引き続き、スタートを決めることができれば。

 

【推奨買い目】

馬連・ワイド:③-⑦⑬⑨②⑤⑪⑥
3連複:③-⑦⑬-⑦⑬⑨②⑤⑪⑥⑫⑮⑩