合同会社鷲田鷲男商店

競馬予想とデータ収集とブログとnoteとたまにボートレース担当 鷲田好位置  一口馬主とつまみと酒と旅担当 鷲田鷲男

2024/3/23(土)『日経賞』予想

【中山芝の馬場傾向】〜Aコース5週目(重い芝)〜

先週日曜のスプリングSは超Sペースで流れたことで、中山でもレースの上がりが《33.7秒》に。この日は早い時計もマークされていたように、馬場レベルは悪くありません。先行馬の粘り込みも差し馬の台頭も共に見られています。また、馬場の内目は明らかに掘れてきていますが、まだ使えます。

 

【レースのPoint】

・Aコースのままだがクッション値が《10.2》と上昇
・11時頃〜16時頃まで《6mm》の雨予報→稍重に悪化する可能性あり

 

穴推奨:①ヒートオンビート
    ⑧アドマイヤハレー

連軸候補:⑨ボッケリーニ

アタマ狙い:⑤マイネルウィルトス

 

マイネルウィルトス>

注目したいのが2走前のステイヤーズS。3600mを問題なく走り切って《0.5秒差・3着》と収穫を得ました。ただ、前走のAJCCでは《0.3秒差・5着》。最内枠からハナを切る最高の競馬で敗れたところを見ると、もっと長い距離の方がいいということでしょう。
それだけに、今回の2500mへの距離延長は大歓迎です。やはり、2500mと言えばアルゼンチン共和国杯目黒記念の走りが印象的です。《不良》での勝ち星もあるように、道悪は全く問題ありません。

 

<ボッケリーニ>

前走のAJCCで《ハナ差・2着》とした後、浜中騎手は「良い意味でも悪い意味でもこの馬らしい競馬だったと思う」とコメントしました。ここ3走は重賞で2着が続いているように、安定感は抜群ですが、勝ち切れないタイプです。
こちらも2500mへの距離延長は間違いなくプラスに働きますし、道悪も得意としています。池江師からは「前走が今までで一番いいぐらいの状態で、ようやく使い込めるようになった」と8歳という年齢を全く感じさせないコメントが出ています。

 

<ヒートオンビート>

前走の有馬記念では《1.5秒差・16着》と大敗を喫しましたが、GⅡなら力上位です。幅広い距離で活躍してきましたが、2500m辺りがベスト。実際、2年前の日経賞で《0.1秒差・3着》と好走しています。
問題は道悪の影響です。陣営も「渋るとノメるので、いい馬場で走らせたい」と良馬場を希望しています。ただ、「調教はしっかりと集中して走れている。体にも張りが出て、状態は上がっている」と3ヶ月の休み明けは気になりませんし、斤量の58kgは大丈夫でしょう。

 

【推奨買い目】

馬単:⑤→⑨①⑩②⑧⑥
3連複:⑤→⑨=①⑩②⑧⑥(総流し)